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長距離運転や車中泊でエコノミークラス症候群に陥らないために

長距離運転や車中泊でエコノミークラス症候群に陥らないために

地震、台風、大雨等の予期せぬ自然災害から車中泊を余儀なくされている方がたくさんいらっしゃいます。この車中泊や長時間の移動による運転中にエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)を引き起こさないためにも予防と対策を身につけておきたいもの。最近、特に頻繁に耳にするエコノミークラス症候群は、肺血栓塞栓症や深部静脈血栓症を併せた静脈血栓塞栓症のことです。人の身体には血管がはりめぐらされていますが、心臓から送られた血液を動脈で運び、身体のすみずみに行き渡った血液が肺まで運ばれて循環しています。でも長時間のフライトなどで座ったまま等の同じ姿勢でいると、足の静脈に血の塊(静脈血栓)ができやすくなります。身体を動かしている場合には、この静脈血栓が血管から離れて血流に乗り、静脈によって運ばれていきます。でも血栓が肺に運ばれて肺動脈を塞いでしまうと、塞いだ血栓の大きさによっては呼吸困難になる、血流が滞るなど重篤な症状を引き起こす恐れがあります。運転中等に動作が少なく長時間同じ姿勢でいると下肢(足)が圧迫され、血流が悪くなり血栓ができやすくなって、できた小さな血栓が肺の静脈を詰まらせてしまうことでエコノミークラス症候群が発症します。

長時間運転を続けると発症リスクはどんどん高まる

エコノミークラス症候群を引き起こす血栓ができる理由として、静脈の血液の流れが悪く澱んでしまっている場合が考えられます。心臓は身体に血液を送るポンプの働きをしていますが、実は足の筋肉も第二の心臓と言われていて、足の筋肉が動くと血液の流れも活発になります。でも、車で長距離移動時にまったく休憩も取らず、ずっとシートに座ったまま、または連日車中泊を行うと足を動かさなくなるため血液の流れが滞りやすくなります。また、長距離の移動時や車中泊の際は意識していないと水分補給の頻度も減りがちに…。体内の水分が減少すると血液濃度が濃くなるため血液の流れが淀みやすくなり、エコノミークラス症候群発症のリスクがグンと高くなってしまいます。

血栓が死を招きかねないエコノミークラス症候群の予防

頻繁に車を利用する現代人にとってエコノミークラス症候群は身近な怖い病気ですが、もちろん対策を取ることで予防が可能です。まず、血液の流れをよくするために足のポンプ機能を活発に意識して動かしましょう。車内だと座ったままの姿勢で長時間過ごしがちですが、こまめに休憩を取り、休憩時は必ず車外へ降りて歩くようにしましょう。なかなか休憩が取れないと言う場合は、足首を回したり、かかとを上下する運動や膝を軽く上下させたり座ったまま足踏みを行うだけでも有効です。ペットボトルを車内に持ち込むなど水分補給対策を行うのも大切で、できるだけ1時間に100ml程度は水分を補給しましょう。ただし、アルコールやカフェイン飲料は逆に脱水症状の原因になる恐れがあるので、麦茶やミネラルウォーターを選びしましょう。エコノミークラス症候群予防の基本としては、この運動と水分補給が大切ですが、むくみを取る着圧ソックスはエコノミークラス症候群予防に効果的です。セルライト対策のマッサージャーやローラーも、血液の流れをよくして血液のよどみ解消の手助けになります。また、血流を改善し、血行を促す効果のあるDHA・EPAを食事やサプリメントで普段から摂取して、血栓のできにくい体づくりを心がけることも、体内からのエコノミー症候群予防にオススメします。

参考:大塚製薬 旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)を防ぐには? 大塚製薬
参考:クルマ、グーネット 車の運転などで起こるエコノミー症候群の対策と予防方法 クルマ、グーネット

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