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関節リウマチと上手に付き合うために

関節リウマチと上手に付き合うために

周りの人にはなかなか分かってもらえない痛みを抱える関節リウマチの患者さん。この関節リウマチの発症についても、実は毎日の食生活が影響している可能性が大きいことが報告されています。その研究によると、クリルオイルやオメガ3等の魚油、オリーブオイル、また果物や調理した野菜(生野菜は除く)、アブラナ科の野菜の摂取量が多い人は関節リウマチの発症が驚く程少なかったとされています。これらの不飽和脂肪酸や抗酸化ビタミン類には炎症を抑える効果があると言われていますが、そのために関節リウマチになりにくいのではいかと推測されると言うのです。関節リウマチの原因については残念ながらハッキリとはわかってはいませんが、遺伝的因子=体質に複数の環境因子が加わっておきてくると考えられているため、物理学上は発症に関して食事の影響力は大きくないかもしれません。ただ、近親者に関節リウマチの人が多くいる方や、リウマトイド因子高値などがある方が「自分で予防のためにできること」と考えた際に、心がけて摂りたい食材があります。

関節リウマチ予防食生活でのポイント

関節リウマチの患者さんは痛みのため食欲がおちて、体重を減らしてしまう方が多いようです。 特に筋肉量が減少しがちなので、体力・筋肉量を維持し、合併症を予防するための食生活のポイントをご紹介します。

●タンパク質  関節の痛みがある関節リウマチ患者さんは運動不足により筋力が低下しがち。痛みの少ない時には無理をしない範囲で体を動かし、筋肉を作るタンパク質を摂ることが大切。魚、特にイワシ、さんま、さばなどの青魚に多く含まれるオメガ3不飽和脂肪酸は、炎症や心血管障害を抑える効果があるため積極的に摂りましょう。また、関節リウマチでは慢性炎症の影響でたんぱく質が分解代謝されやすくなっているので、体内のたんぱくやその一種であるアルブミンが減少して免疫力が低下、肺炎などの感染症にかかりやすくなる恐れがあります。特にご高齢の方は、タンパク質摂取で関節リウマチだけでなく肺炎も予防しましょう。

●カルシウムとビタミンD  関節リウマチでは関節がもろくなり、運動不足やステロイドなどの長期間使用により骨粗鬆症になりやすくなるのも特徴です。骨折を防ぐためにもカルシウムを積極的に摂るようにして、カルシウムの吸収を助ける作用があるのでビタミンDを併せて摂りましょう。カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品(肥満や高脂質血症のある方は低脂肪のものを選んで)や小魚、ほうれん草などの緑黄色野菜、ひじきなどの海藻類に、ビタミンDは魚、きのこ類などに多く含まれています。

●食物繊維  最近の研究から、関節リウマチなどの自己免疫疾患の患者さんに腸内細菌の異常が多く生じていることが明らかになってきました。腸の働きは、食べ物を消化吸収するだけでなく、腸に集結している免疫細胞と腸内細菌を従えて全身の免疫力をコントロールすると言う大切なものです。過剰に活性化した免疫をなだめる働きをする特別な免疫細胞であるTレグ(抑制性T細胞)は、腸内細菌が食物繊維を餌にして腸内で生み出されています。自己免疫疾患やアレルギーの患者さんの腸内では、このTレグを生み出す働きが弱くなっているのです。常に食物繊維が豊富な精進料理を食べる修行僧では、アトピーやアレルギーがよくなっていることも報告されていますので、食物繊維を積極的に摂ることを心がけましょう。

参考:専門医によるリウマチ治療最新情報 関節リウマチの発症と食事 専門医によるリウマチ治療最新情報

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