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最新・生活習慣病予防は少食と「一無、二少、三多」!

最新・生活習慣病予防は少食と「一無、二少、三多」!

昔から「腹八分目に医者いらず」と言われているように、暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上で重要です。さらに量だけではなく、塩分・糖分の摂り過ぎにも注意が必要。また、日々のストレスの軽減も「ストレスのせいで食べ過ぎてしまう」のを防ぎ、健康な食生活に繋がります。食事療法という言葉が糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療に使われることからも、健康長寿の基本は常に食生活にあります。そこで、さまざまな生活習慣病を予防するためのコツをご紹介します。

生活習慣病予防に「一無、二少、三多」のススメ

生活習慣病を予防するために一般社団法人 日本生活習慣病予防協会が進める「一無、二少、三多」とは、以下のようなライフスタイルのこだわりです。

●一無(いちむ)「無煙・禁煙のススメ」

まず、一無とは禁煙のススメのことで、タバコによってからだに運び込まれるニコチン、一酸化炭素、タールのタバコの三悪を避けることをオススメします。 ニコチン:糖代謝や脂質代謝に異常を引き起こし、糖尿病や脂質異常症などのリスクを高めてしまい、中枢神経系の興奮と抑制が生じ、心臓・血管系への急性影響をもたらします。 一酸化炭素:有毒物質。赤血球のヘモグロビンと強力に結びついて一酸化炭素ヘモグロビンを形成し、血液の酸素運搬機能を妨げます。これを補助するために赤血球が増えた状態(多血症)になり、血液をドロドロにして血栓をつくります。 タール:さまざまな発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれています。

●二少(にしょう)「少食・少酒の勧め」

「腹八分目に医者いらず」と、食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧のそれぞれの予防と治療の基本は、常に食生活にあると覚えてください。お腹いっぱいになるまで食べる習慣を止め、偏食をせず、よく噛んで、三食を規則正しく食べましょう。もっとも望ましい組み合わせは、主食と一汁三菜、それに果物、乳製品です。それらをよく噛んで食べ、好き嫌いをしないことが重要です。さらにDHA・EPAなど不足しがちな栄養素はサプリメントで補充しましょう。特に「3つの白を控える」ことと、「食物繊維を豊富に摂る」ことが重要だと言われています。「3つの白」とは白米・白パンの白、食塩の白、そして砂糖の白を表しています。いずれも食べ過ぎ、摂り過ぎに注意しましょう。また、さまざまな生活習慣病にはアルコールと密接に関わっていて、飲み過ぎは多くの疾病が誘発される可能性を高めてしまいます。アルコールは少量であれば良薬ですが、飲み過ぎにはご注意しながらできるだけ控めにし、日本酒換算で1日1合程度(アルコール量:約20g)までにしましょう

●三多(さんた)「多動・多休・多接の勧め」

最後に、三多(さんた)ですが、体をできるだけ多く動かし、しっかり休養をとり、多くの人や事、物に接すると言う生活のススメです。運動については、「2本の足は2人の医者」という格言があります。この格言に則って、ウォーキングや散歩を毎日の習慣にしましょう。運動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持していきましょう。さらに、身体を動かした後は、しっかりと休養をとることが重要です。このようなメリハリのある生活は、生活習慣病予防には欠かせない要素です。

参考:日本生活習慣病予防協会 一無、二少、三多で生活習慣病を予防 少食 日本生活習慣病予防協会
参考:健康づくり支援センター 生活習慣病とライフスタイル 健康づくり支援センター

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