5月の紫外線は真夏と同じくらい怖いのです
「まだまだ夏前だし、爽やかな季節だからUV対策はもう少し後で…」そんな皆さんにぜひ知っておいていただきたいこと、それは、5月からいよいよ紫外線量がピークに向かうということです。4月までは『中程度』だった紫外線照射量が、5月から9月までの間は、『強い』 や『非常に強い』に変わります。テレビでUV化粧品のCMが、4月からいきなり増えるのには、理由があったのです。さらに、もっと怖いお話をすると、ある健康系の情報誌に掲載されていたのですが、紫外線の強さがここ10年間で1割以上強くなってきているという説があるとか・・・。ということは、秋以降もしっかりと日焼け止めを塗らないといけないようですね。紫外線には3種類あり、A波・B波・C波と分類されています。紫外線A波=UV-Aは、『シワ・たるみの紫外線』と呼ばれ、肌の奥深くまでじわじわと突き進み、肌のハリの元になるコラーゲンを壊してしまいます。紫外線B波=UV-Bは、『ソバカス・シミの紫外線』で、メラニン色素を増加させる紫外線です。また、肌や細胞への刺激が強く、日焼けし過ぎると、真っ赤に炎症を起こし、水ぶくれを起こすのはこの紫外線です。そして、紫外線C波=UV-Cは、『もっとも有害な紫外線』であり、その影響はB波を上回るそうですが、地表に届く量がまだ少なく、これから研究が進むと思います。
身体の内側からもUVケアができる食材たち
●サケ
サケには日光から肌を守る効果のあるオメガ3脂肪酸や、強い抗酸化作用のあるアスタキサンチンが多く含まれていて、朝食などで週に2回を目安に食べると効果的。同時に『クリルキング』の摂取もオススメします。
●トマト
リコピンを多く含む夏の旬野菜でもあり、この時期毎日摂りたい食べ物です。生で食べるなら、大きなトマトよりリコピン量の多いミニトマトを選ぶことをオススメ。リコピンは加熱すると増加し、オイルを加えると吸収が高まるので、加熱調理をしたり良質なオリーブオイルと一緒に食べると効果的です。
●ピーマン
抗酸化作用があり、美肌に効果的なビタミンACE(ビタミンA、C、E)を豊富に含みます。夏が旬の野菜なので、積極的に食べたいところ。濃い緑色の野菜には日焼け防止効果や日焼けした肌を修復する作用も期待できるといわれています。
●リンゴ
リンゴの皮のリンゴポリフェノールにはさまざまなポリフェノールが含まれていて、相乗効果で高い抗酸化力で活性酸素を発揮して肌を守ります。さらに、メラニン色素の生成を抑制し、シミ防止に効果があるという研究結果も発表されています。
●サツマイモ
夏が終わるころ、美白ケアとして食べたいのが秋に旬を迎えるサツマイモ。ビタミンCやビタミンE、β-カロテンを多く含んで、なんとUVケア用の化粧品にも使用されている酸化防止効果のある色素が多く含まれているくらい、紫色のサツマイモには抗酸化作用が期待できます。
●うなぎ
ビタミンAやビタミンEを多く含む美容食で、夏バテ予防や疲労回復にも効果があり、紫外線による目へのダメージケアにもおすすめです。
●アーモンド
紫外線ダメージから肌を守るフラボノイド・ケルセチンや、抗酸化力が強いビタミンEを多く含み、毎日20粒のアーモンドを食べるという実験では同じ量の紫外線を浴びた場合、アーモンドを食べたほうが食べていない被験者よりも日焼けしにくかったという結果が残っているそう。 ★記事提供:ウェルネスライフ
参考:エステ・ステーション 5~9月の紫外線ピーク期に備えて! エステ・ステーション