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まだまだ続く「糖質制限ダイエット」ブーム

まだまだ続く「糖質制限ダイエット」ブーム

すっかりおなじみとなり、知らない人はいないとまで言われるのが「糖質制限ダイエット」です。もともとは糖尿病の患者さんに向けた予防、改善のための食事療法だったものをダイエットに取り入れて応用したものです。今や、ダイエットの定番ですが、古くはビリーズブートキャンプやモムチャン・ダイエット、ロング・ブレスダイエットなど運動系のダイエットが2000年前半にブームとなる中、きつい運動が苦手な人たちに「炭水化物を抜くだけ」という手軽な食事方法が話題となりました。その食事法を、過激な痩身ビフォー・アフターのCMで知られる某ジムが急成長するともに、ついに「糖質制限」がダイエットには当たり前となりました。そして、2018年現在もダイエットを始める人達の強い味方となっています。この糖質制限ダイエットとは、三大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質のうちの糖質の摂取量を減らすことで、分泌されるインスリンの量をコントロールするという方法です。ここで、具体的に糖質制限ダイエットとは、いったい何なのか詳しくお話しすると、まず糖質というと甘いスイーツのイメージがありますが、それだけではありません。ご飯やパン、麺類や芋類、根菜などに含まれる炭水化物は、糖質と食物繊維の組み合わせなので、これらの食べ物を控えることが「糖質制限ダイエット」の基本です。

上手に糖質を制限する

でも、炭水化物は、タンパク質、脂質とともに生きて行くために必要な三大栄養素の一つで、炭水化物の中の糖質は、体内で消化、吸収され1gにつき4kcalの熱量(エネルギー)を作り出すため、生きるために欠かせない栄養素なのです。このように、生命に必要な糖質を制限することに大きな意味のあるダイエット方法なので、徹底的な炭水化物のストップは大変危険です。まずは、上手に制限することがポイントです。同時に糖質の必要以上の摂取は、脂肪がつき、肥満になる原因なので、糖質をとり過ぎて太る理由を簡単に知っておきましょう。私たちの体は食べ物から糖質が吸収されると、血糖値が上昇し、体内でインスリンが分泌され、インスリンはエネルギー源として活用した糖質以外、言わば余計に余った糖質を、体脂肪として体にどんどん溜め込んでしまうという性質があります。糖質制限ダイエットは、この作用をうまく利用し、糖質が含まれる食べ物を避ける事で、インスリンの分泌を抑え、脂肪がつきにくい食事の仕方をしましょうというダイエット法です。食事制限やカロリーコントロールをするダイエット法とは違って、お肉、お魚、野菜など糖質の低い食べ物ならお腹いっぱいに食べて良い、とされているので、ストレスが少なく痩せられると人気です。

「糖質制限ダイエット」のメリット&デメリット

そのメリットとして 挙げられるのが

●炭水化物さえ控えれば、満腹になるまで食べられる

●余分なお金がかからない

●面倒なカロリー計算や記録などが必要ない

●とくに運動をする必要がない

しかし、その手軽にできるという反面、

・神経質になりすぎてストレスになる可能性がある 

・白米やパン好きの人には向いていない 

・一気にリバウンドしやすい 

・脂肪だけでなく筋肉も減少する危険性がある 

・個人であまり厳格に行うと健康を損う、リバウンドの危険がある と、注意すべき点も多いようです。でも、確かに「糖質制限は確実に痩せる」というのは間違いなさそうですが、すべての食事から糖質を抜くようなハードな制限はトレーナーなどの指導者がついていないと失敗しやすいので、夕食だけご飯や麺類、パン等の炭水化物の主食を抜くプチ糖質制限がお勧めです。あくまで、無理をせず、ときどき手抜きをしながら上手に「糖質制限ダイエット」にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

参考:NIKKEI STYLE あなたの糖質制限はここが間違っていたNIKKEI STYLE
参考:AOKISM ダイエットに「糖質制限」が効果的なワケとはAOKISM

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