糖尿病患者は血流障害や免疫機能低下によって傷の治りが遅いことが知られている。

糖尿病マウスは非糖尿病マウスに比べて傷の治りが遅く、傷口の過剰な炎症、コラーゲンの沈着障害、新生血管の抑制がみられた。そこで2型糖尿病マウスを用いてクリルオイルを傷口に塗布したところ、これらの影響が劇的に回復したことが確認された。

「Local Application of Krill Oil Accelerates the Healing of Artificially Created Wounds in Diabetic Mice」

Nutrients v.14(19); 2022 Oct

Wenhao Hao 1.2、Huali Meng 1.2、Hui Li 3、Yan Zheng 2、Chunhong Song 4、Ziping Jiang 5、Xue Bai 6、Zhiyue Zhang 3、Lei Du 1.2、Pei Liu 7、Hao Wu 1.2
1.山東大学チールー医科大学公衆衛生学部栄養食品衛生学科、中国
2.山東大学済南中央病院トランスレーショナル医学研究センター、中国
3.文部省化学生物学重点実験室、山東大学済魯医学院薬学院薬学科、NMPA医薬品技術研究評価重点実験室、中国
4.山東第一医科大学付属中央病院実験動物センター、中国
5.吉林大学第一病院手足外科、中国
6.山東大学済魯医学院公衆衛生学院理化学検査科、、中国
7山東大学七鹿医学院形成外科、中国