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高血圧を食事&サプリメントで改善したい

高血圧を食事&サプリメントで改善したい

普通、血圧は心臓や自律神経、血管内の受容体などの働きによって安定しているものですが、運動したりストレスを感じたりすると一時的に上昇します。そのほか、起床直後にも血圧が上昇し、睡眠時は通常より10~20%ほど降下しているなど、血圧は日々の生活や行動に応じて変動しています。こうした日常生活に起因する血圧の変動は主に自律神経が影響していて、「血圧日内変動(けつあつにちないへんどう)」と呼ばれています。このような変動する血圧ですが、「高血圧」と呼ばれる状態は一般的に、こうした日常生活と関係ない理由で血圧の上昇が起こる状態を指しています。慢性的に血圧が高い状態である高血圧症」という病気を患っているケースを「高血圧」と総称することが多く、現在、日本で高血圧医療機関を受診している患者数は約1000万人いるそうです。しかも、医療機関を受診していない高血圧の可能性のある人は、もっとたくさんいると言われています。決して他人ごとではない生活習慣病のひとつ「高血圧」は、生活習慣の見直しで改善することができます。主に食事が血圧を下げるための大きな予防法となります。

血圧を下げる効果が期待できる食品

血圧を下げるための食事では、普段から生活に取り入れやすい食材を使って、毎日コツコツと続けていくことが何より大切です。ここでは、血圧を下げるのに最適な成分、それを含む食材と、それらを使った調理法を覚えて、毎日の食卓に積極的にとり入れましょう。

●DHA・EPA

DHAは、血管や赤血球の細胞膜を柔らかくする働きによって、血流をよくします。EPAは、血小板凝集抑制作用によって血栓をつくらせないことで血流をよくします。これにより、血圧を下げる効果が期待できます。どちらも魚の脂に多く含まれる成分で、特にサバ・サンマ・イワシなどの青魚に多く含まれ、マグロやブリ、鮭にも多く含まれます。これらの魚の缶詰にも同じようにDHAやEPAが多く含まれているため、調理が困難な場合で上手に利用しましょう。

●カリウム

カリウムは体内で不要になった塩分(ナトリウム)や水分を排泄してくれる働きがあります。血圧を維持するためには、減塩とともにカリウムを積極的に摂ることが推奨されています。カリウムは様々な食品に含まれており、特に野菜・海藻・大豆製品・果物に多く含まれるため、食事には必ず副菜として小鉢やサラダ、汁物をつけるなど工夫すると良いでしょう。パセリ、アボカド、納豆、ほうれん草、山芋、ゆで大豆、里芋、バナナ、メロン、キウイなどに多く含まれます。

●食物繊維

特に、水溶性食物繊維のアルギン酸は高血圧の予防が期待できます。アルギン酸はナトリウムを体外へ排出してくれる効果があります。水溶性食物繊維を多く含む食品は、海藻・果物・芋類・豆類・野菜等で、特に、ごぼう、納豆、きんかん、オクラ、芽キャベツ、インゲン豆、菜の花、モロヘイヤ、なめこなどに多く含まれます。これらを、普段の食事から積極的に摂るように心がけましょう。

●クリルオイル

クリルオイルに含まれるDHA・EPA等の脂肪酸は成分が安定しており、人体に吸収されやすいという性質があり「血管を強くする」という効果があります。さらに、脂肪酸には「血液をサラサラにする」という効果も認められているため、サプリメントであれば生活に取り入れやすく、効率的に生活習慣病予防ができます。

参考:healthcare 管理栄養士が教える!血圧を下げる食べ物・食事とは healthcare

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