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クジラの生命力の源「クリルオイル」

クジラの生命力の源「クリルオイル」

腰痛・肩こり・膝や関節の痛み・ふしぶしの違和感・目のかすみ・物忘れ… 年齢とともに増えてくるさまざまな健康への悩みを解消し、若々しい身体を維持したいという願いはどなたでも感じるものです。そんな願いを実現するために欠かせないのが、いま話題のクリルオイルです。健康食用油の一種ですが、南極の海に暮らす海老に似た動物プランクトンの一種「オキアミ」から採れるのがこのクリルオイル。小エビに似た鮮やかな赤い色をしているオキアミは、最後の未開拓地と呼ばれる南極圏で暮らす生物たちの大切な食糧源であり、1呼吸で水深300m以上の深い海中で2時間も潜り続けることができ、冷たい北の海で200年生きると言われるほど驚異の生命力を持つシロナガスクジラの主食でもあります。自然界最大の哺乳類として体長30mを超えるものも存在する巨大生物のシロナガスクジラ。たった5~6cmほどという小さな南極オキアミの栄養効果がその大きな生き物の長生きの秘密として注目され、研究開発から成分を抽出してできたのがクリルオイルというわけです。

強力な抗酸化力を発揮

クリルオイルは、海の食物連鎖の中でも必須脂肪酸DHA・EPAを最初に作り出す貴重な存在で、汚染のない澄んだ南極の海で育つため純度の高い状態で維持されたオメガ3系脂肪酸(オメガ3オイル)も多く含まれている安全性の高いオイルです。血流を良くして血管をしなやかにするDHA(オメガ3不飽和脂肪酸)、血液を健康的にするEPA等のリン脂質、鮭の鮮やかな赤い身を作るもとであり強い抗酸化作用を有するアスタキサンチン、タンパク質などの高度不飽和脂肪酸、ビタミン、さらに食物繊維等を豊富に含んでおり、生活習慣病の予防や脳の活性化、月経前症候群(PMS)の改善に効果があるといわれています。日本人の三大死因のうち、動脈硬化などの血管の障害を危険因子とする疾患(心疾患・脳血管疾患)の死因全体に占める割合は約3割にも及んでいますが、血液や血管の老化を防ぎ血流の流れをよくすることが、生活習慣病やメタボリックシンドロームの最も基本的な予防法であるとの認識が広まってきていることから、血流改善、血管柔軟性強化機能を有し、若さを保つ素材に対する注目度が高まっています。

脳の健康維持にも期待

さらに、青魚に多く含まれることで知られるDHAEPA。血液をサラサラにして生活習慣病を予防しながら、脳を活性化して老化を防ぐ効果から、WHO(世界保険機構)やFDA(米国食品医薬局)、日本の厚生労働省等、世界各国で摂取を症例する必須脂肪酸です。ただし、このスーパー脂肪酸のDHAとEPAを1日の推奨摂取量である1000mgを摂るために、青魚を毎日大量に食べることは容易ではありません。また、魚油であるDHAとEPAは酸化しやすいという難点がありますが、クリルオイルはアスタキサンチン(抗酸化物質)を含んでいるため酸化しにくいという特徴を持っています。さらに、クリルオイルに含まれるDHAとEPAはリン脂質結合型であるために、水に溶けやすく身体に吸収されやすく、脳に直接働きかけることができ、魚油のような食後のサカナ臭さがありません。また、クリルオイルの健康効果として ●脳血管性認知症の改善 ●高脂血症・メタボリック予防 ●脂肪肝の予防・改善 ●糖尿病の予防・改善 ●腎疾患の改善 ●月経前症候群と月経困難症状の緩和・改善 が挙げられ、最近ものわすれが多い、膝が痛くて運動ができない、食生活が乱れがち、などの加齢によるお悩みや、怖い生活習慣病を防ぐためにもサプリメントでクリルオイルを毎日必要な摂取量で賢く補給することが若々しくアクティブな身体を手に入れるコツだと言えます。手軽に摂取できるため、続けやすく、携帯にも便利なサプリメントを活用しましょう。

参考:クリルキング三洋食品 クリルキング三洋食品

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