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Jリーガーをはじめとするアスリートが魚食を重視する理由

Jリーガーをはじめとするアスリートが魚食を重視する理由

いよいよ東京五輪がすぐそこまで迫ってきました。そんな、オリンピック選手をはじめとしたトップアスリートの中で、『クリルキング』のようなEPAのサプリメントがますます注目されています。EPAの炎症を抑えてくれる、持久的な能力を高めてくれるなどのパワーが理由となっているようです。じつはEPAは、サプリメントの利用ももちろんですが、魚を食べることで簡単に摂取することができるのはご存知でしょうか。その前に、みなさんはすでにEPAとは何かご存知ですね。EPA(エイコサペンタエン酸)は魚に含まれる脂で、私たちの体内では合成できないため、食べ物からとらなければならない必須脂肪酸なのです。さんまや鮭など旬の時期は、焼くとジュージューと炎がでるほど脂が豊富ですが、その脂がEPAです。豚肉や鶏肉などの肉の脂はなるべく控えるようにいわれますが、魚の脂は身体によいということはきいたことがあるはず。実は脂質には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という大きく分けて2種類の脂肪酸がありますが、言葉だとやや難しそうに聞こえますが、簡単にいえば肉の脂が飽和脂肪酸で、魚の脂が不飽和脂肪酸だということです。不飽和脂肪酸は、常温でも固まりにくいため体内で液体のままという特徴を持ち、血中の中性脂肪やコレステロール値を調節してくれる働きがあります。さらに、血液の流れを良くして栄養素や酸素を体中に届けるため、アスリートでなくても一般の人にも健康のためにもきちんと摂ってほしい脂です。また、血流がスムーズだと心臓への負担も少なく、運動時の疲労軽減効果もあるため、毎日の料理をつくる親御さんたちはもちろんのこと、仕事での疲れ回復にも意識して摂ってほしいと思います。

Jリーグのチーム内でもEPAの値を重視している

EPAは血液の流れをよくし、血栓を防ぐため、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも効果があるといわれています例えば、魚を多く食べるエスキモーの人たちに血栓の病気が少ないことはよく知られていること。また、日本人の場合も、魚を食べている人とそうでない人では血液中のEPAの値が全く違っています。EPAをたくさん摂取することで血液をサラサラにキープし、酸素や栄養を身体の隅々まで運んでくれるので良いとされるわけです。身体に酸素と赤血球がスムーズにいきわたることで疲れにくく、バテにくくなり、スポーツのプレー中の酸素摂取が効率的になって持久力アップにつながります。そこで、最近はJリーグのチームでも選手の血液中のEPA値を測るようになりました。この値が低い選手は血液がドロドロということなので、肉よりも魚を食べるように奨められるのです。しかし、EPAはすべての魚に含まれるわけではなく、魚の種類によって含有量が異なります。EPAを多く含むのはサバやアジ、サンマなどの青魚で、特に旬の時期はEPAの含有量が多くなるため、旬の魚を食べることで効果的に摂取できるようになります。このように、スポーツにおいて の食事は全てが勝つということにつながります。強い選手を育てるための一つのツールですが、その食べ方や食材の活用の仕方で選手が育っていく様子をみることも楽しみたいものです。さらに、アスリートを目指す小学生の年代は、心身ともに大きく成長する時期です。大きい身体を作るベースを築くとともに、自分の身体を知ることも大事ですので、ぜひ保護者の皆さんも日々の食事を通して、お子さん自身が発見して発言することを見守り、サポートしてあげてください。      ★記事提供:ウェルネスライフ

参考:サカイク お魚を食べて持久力アップ!? トップアスリートにも注目されている「EPA」でバテにくい身体に サカイク

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