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サーモンやカニを食べて気になる“加齢臭”をシャットアウト

サーモンやカニを食べて気になる“加齢臭”をシャットアウト

加齢臭は自分では気付きにくく、知らないうちにあなたも家族や部下から顔をしかめられているかもしれません。40代になると気になってくるのがこの加齢臭ですが、実は、そのニオイの原因物質は40代からドーンと激増してしまうのです。加齢臭は年齢とともに発生する体臭ですが、その特有の気になるニオイの原因物質はノネナールと呼ばれ、皮脂に含まれるヘキサデセン酸が皮膚常在菌によって分解されて作り出される厄介者です。ノネナールは40歳を過ぎた頃から増え始め、50代半ば以降から本格的に発生します。皮脂成分が酸化されることで発生しますが、胸や背中などの体幹部を中心に、枯草のようなニオイがするのが特徴です。ノネナールは性別に関係なく、年齢とともに酸化に対する抑制力が低下し、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が急増することによって急増します。ある研究で若い世代からは検出されなかったことで、これが加齢臭の原因物質として特定されたということです。さらにこの過酸化脂質を生み出す原因となるのが活性酸素で、肉中心の食事や日々のストレス、喫煙や過度な運動などが原因で活性酸素は増加します。気になる加齢臭対策には、日々の食事や生活習慣を通じて、この活性酸素を抑制することも重要になります。

アスタキサンチンの力を利用して加齢臭予防

アスタキサンチンはその高い抗酸化力でテレビCMで知られる等、化粧品など中高年向けアンチエイジング製品で注目を集めている成分です。その抗酸化力は、なんとビタミンEの約1000倍、コエンザイムQ10の約50倍、β-カロテンの約40倍もあるとされています! 老化対策としてこれだけ高い効果が期待できる栄養成分だけに、もちろん40代以降からの加齢臭対策にも有効だと言われています。ノネナール以外に、加齢臭のニオイを作り出す大きな原因のひとつとして、皮脂の酸化があげられます。そこで、気になる加齢臭予防のために成分を効果的に取り入れるなら、抗酸化作用を持っているものを摂取することが最適なのです。そして、その中でもアスタキサンチンは高い抗酸化力を持っているため、ますます注目され度が高まっています。

アスタキサンチンで老化を遅らせてニオイも防ぐ

もうすっかり知られていますが、赤い色素アスタキサンチンを豊富に含む食材はサーモンやカニ、エビなどです。サーモンの身や、茹でた時のカニやエビの甲羅に見られる赤い色素がアスタキサンチンの正体で、有名女優や歌手、人気モデルなども積極的にアスタキサンチンを化粧品やサプリメントで摂取していることがブームに火を点けました。ただし、アスタキサンチンは残念ながら熱によって分解してしまうため、食材として摂る場合はなるべく刺身などの生がオススメ。しかも、サーモンなら、刺身やマリネを食べることでアスタキサンチンを多く体に取り入れることができますよ。そして、アスタキサンチンの高い抗酸化力は、加齢臭の原因成分であるノネナールの発生を抑えるだけではありません。体内の活性酸素除去機能は老化に伴って弱まりますが、食事やクリルキング等のサプリメントを利用してアスタキサンチンで酸化を抑制すれば、免疫細胞の活性化や悪玉コレステロールの減少までもが期待できます。加齢臭とは文字通り、身体が老化することで生成される成分がイヤ~なニオイとして発生するもの。だから、老化を遅らせることができれば、加齢臭のリスクを元から減らすことにも繋がります。

参考:加齢臭対策の入門書 アスタキサンチン 加齢臭対策の入門書
参考:FORZA STYLE パパ臭い!あなた、加齢臭では? ニオイ対策8選と予防法を徹底解説 FORZA STYLE

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