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アスタキサンチンが脳機能を若々しく保ってくれる!

アスタキサンチンが脳機能を若々しく保ってくれる!

私たちの脳は、身体の中でもいちばん大量の酸素を必要とする器官です。脳そのものの重さは体重の2%程度ですが、なんとエネルギーの消費量は全体の20%近くを独占しており、呼吸の際に吸い込む酸素の30~50%を消費しているのです。そもそも人間がエネルギーを作り出すときに、どうしても産業廃棄物として発生してしまうのが活性酸素ですが、エネルギー、酸素の消費量が多い脳では、絶えず活性酸素が大量に発生し続けていると考えられるのです。さらに、大切な脳の約半分は活性酸素の標的となりやすい脂肪でできているため、脳は活性酸素によるダメージを最も受けやすい器官であり、恐い脳梗塞や脳出血などの脳の疾患もこの大量の活性酸素が深く関わっていると言われています。そんな脳をケアして疾患から守ってくれる… 今回はアスタキサンチンの秘めたパワーについてお話します。

年齢に伴って脳も次第に加齢を続けていく

もうご存知かも知れませんが、脳の神経細胞は加齢とともに減り続けてしまい、他の身体の組織細胞と違って、残念ながら一度死滅すると再生することは極めて難しいと言われています。このため、年齢とともに次第に記憶力が衰えてしまったり、思考力が低下したりするのはこのためだと言われています。そんな、ただでさえ減ってしまう脳の神経細胞が、さらに活性酸素のダメージにより激減してしまうのは、どうしても防ぐことはできないのでしょうか。本来、生命活動の主役である脳を活性酸素から守ることは、人間が生きていくうえでとても重要なこと。もちろん、私たちの身体には活性酸素に抗おうとする大切な酵素が備わっていますが、体内でつくりだされる抗酸化酵素は、これまた加齢とともに減ってしまうのです。ですから、脳の老化を最小限に抑えるためには、抗酸化作用のある物質を食べものなどで日常的に補っていく必要があるのです。中でも、脳の関所である血液脳関門をラクラクと通過することができて、強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンが持っている脳の衰えを防ぐ効果や、脳疾患予防への期待が近年ますます高まっているのです。

悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防する

脳の血管に血栓ができることで招く脳梗塞や、血管そのものが破れてしまう脳出血は、ご存知のように加齢とともに起こりやすくなる脳の疾患です。しかも、活性酸素が脳内に大量に発生すると、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)たちが次々と酸化され、血管壁に溜まってしまうのです。このため、血管は本来の柔軟性を失ってしまい動脈硬化という状態を引き起こします。そして、この動脈硬化がさらに進んで血管の内側に血栓ができやすくなり、やがて血液が流れなくなってしまうのが脳梗塞です。また、栄養不足や加齢などによって弱ってしまった血管に、活性酸素がダイレクトに攻撃を加えると、血管が破れてしまい脳内に出血が起こり、これが脳出血の仕組みです。『クリルキング』にも含まれるアスタキサンチンは、強い抗酸化作用で悪玉コレステロールが酸化されるのを防ぎます。また、脳梗塞や脳出血の原因となる高血圧の予防にも、アスタキサンチンが役立つことが動物実験で明らかになっていて、万一、脳梗塞や脳出血になった場合でも、普段からアスタキサンチンを摂っていると、脳の脂質過酸化が抑えられて、脳のダメージが軽減する可能性も大きいと言われています。  ★記事提供:ウェルネスライフ

参考:富士フィルム ヘルスケア未来研究所 大切な脳を活性酸素から守る 富士フィルム ヘルスケア未来研究所

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