健康に大事な成分

自立した生活を送るために必要な事とは(2018-12-20)

自立した生活を送るために必要な事とは

自立した生活を送るためには、まずはしっかり動けて歩ける健康状態を保つ事が大切です。具体的には
@電車やバスに乗って自分の行きたい所に移動できる脚力
A生活に必要な諸料品や日用品の買い物をして家まで荷物を持ち帰ることができる腕力
B布団の上げ下ろしやふろ場のそうじ、洗濯物干しなどの家事は殻を曲げて延ばすことが多いので柔軟性もある程度は必要です。

この様に考えてみると、誰の手も借りずに自立して生きるためには骨や関節、筋肉などの運動器の健康状態を保つことがとても重要であることがわかると思います。

行きたいところに行けて、好きな事が出来て、欲しいものを手に入れる事が出来る!私たちの生活の質(QOL)は、自部は丈夫な足腰、自由に動かせる手足によって支えられているのです。

これらが衰えてくると、だれかに生活の手伝いをしてもらわなければなりません。すなわち介護が必要な状態になってしまうのです。

ひとりで出歩く事が難しくなれば、外出の度に家族に付き添ってもらわなくてはなりません。家族の都合や手間を考えると、どうしても外出する機会が少なくなってしまう事でしょう。買い物や家事が自分一人でできなくなったら、家族やヘルパーさんなどの介護サービスに助けてもらう必要があります。

この様に介護が必要な状態になると、自分の好きなように自由に生きるという意味でもQOLは残念ながら低くなってしまいます。

また歩く力が衰えてくると、ちょっとした段差につまずいてしまったりして、転んだりする事が多くなってきます。骨粗しょう症などで骨がもろい状態になっていると、転倒が骨折につながって、そのまま寝たきりになってしまう可能性があります。

この様な状態になると、QOLが低下するだけでなく、介護費用や医療費の負担も大きくなります。何歳になっても自立した生活を送るためには、自由に身動きが出来るように、日ごろから運動器の県央維持に取り組んでいく事が重要です。

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